赤大豆ってご存知ですか?赤大豆はその名前の通り種皮の色が赤い大豆なんです。種皮は赤いのですが、中身の子葉は黄色い色をしています。
しかも赤い種皮の色はアントシアニンという成分がたっぷり含まれているんです。
種皮は非常に柔らかくて、食べた時に歯残りがしないので、とても食べやすい大豆です。
ここで間違えてはいけないのが、赤大豆は「金時豆」や「小豆」ではありません。赤い色をしていますが、れっきとした大豆です。
かなりの高級な豆腐店で、ごく稀に赤大豆を使った豆腐があるので、それで赤大豆をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「赤大豆」は西日本のごくごく限られた地域でしか栽培されていないとても珍しい大豆なんです。江戸時代より以前に、既に日本にあったらしく、大豆の中でも実はかなりの先輩大豆なんです。
丹波の黒豆の様に表面にうっすらと白い粉をかぶっているのも特徴です。赤大豆というだけでも数が非常に少なく、一般には流通していません。そんな貴重な赤大豆を当店では、島根県の契約農家で大切に栽培しました。年産は令和4年産(島根県産)赤大豆です。契約栽培ですので数量は限られてしまいます。売り切れは必至ですので、赤大豆が売り切れる前にお早めにご購入ください。
赤大豆は非常に美味しい豆としてその名前が知られているのですが、その秘密は一体どこにあるのでしょう?
実は美味しさの秘密は大きく分けて二つあるんです。
まず一つ目は、その薄い種皮にあります。普通の大豆の種皮は非常に硬く分厚い種皮をしているのですが、赤大豆の種皮は非常に柔らかく薄い種皮をしているんです。ですから、赤大豆の料理を食べた時に皮によって歯ざわりが悪くなることがなく、すっと歯を通るんです。大豆の皮がきらい、というお子様でも安心して召し上がっていただけます。
美味しさの二つ目は、赤大豆のアミノ酸組成にあります。美味しさの指標となるアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン)の含まれる量が、丹波の黒大豆と比較しても、2倍~3倍もの量(3種のアミノ酸の合計値)が含まれているんです。この旨みが赤大豆の味の秘密なんです。
例えばこんな料理が簡単にできます。
当店の生豆をご購入の皆様には、ご家庭で調理する際に便利な簡単レシピを商品に同封しております。
「豆の戻し方」や簡単な「豆の調理レシピ例」を見ながら、簡単にご家庭で豆料理をお楽しみください。
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