黒米という名前から「黒いお米かな?」と想像できますが、実際その通りです。
もっと詳しく言うと、「黒米」は日本古来のお米ではなく、実は原産地は中国・狭西省漢中地方です。
漢の時代の有名人「張塞(ちょうけん)」がこの珍しい米を発見してから順調に出世して以来、歴代の皇帝は、この縁起の良い出世米を皇室御用米として、当地の長官に献納させてきました。
ですから、実に縁起のよい黒いお米なんです。しかも縁起だけでなく、「黒米」にはカルシウム、鉄、ビタミンB群が豊富に含まれています。白米にだけでは不十分な栄養素がたっぷりと含まれているのが特徴なんです。ですから、ご飯を炊く時に、スプーン1杯程度の黒米をあわせて炊くと、栄養バランスがとてもよくなるんです。
黒米はもち米の一種なので、すごくモチモチして美味しいんです。是非お試しください。


平成21年産です。当店の黒米は「無農薬栽培」をしています。ですから、稲穂が実ってくると雑草も生長してくるんです。農薬を使っていないのですから当然です。この雑草を一つ一つ丁寧にむしっていきます。かなりの重労働です。でも、そんな苦労が実って、ちゃんと生長した黒米はそれは極上の味をしています。

【写真】黒米のもみ、もみの内側の黒い黒米
当店の黒米の品種はもみの色は小麦色をしています。そのもみを剥くと、中から真っ黒な黒米が出てきます。もみの外側に黒い色が出ない分、黒い成分が玄米に集中して含まれています。
肥料にもこだわりを持っています。美味しい黒米の生長のために、化学肥料を一切使っていません。天然の肥料のみで育てているのです。
これが生産者「小野 悟志」氏のこだわりなんです。そのこだわりが生んだ黒米は他の黒米とは全く違う味と粘り、風味を持っているのです。

ここで、ちょっと話がわき道にそれますが、「古代米」という言葉を耳にしたことがありますか
古代米っていうのは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことです。
【特徴】
●玄米の色が赤や黒、緑など有色米
●稲穂の一粒一粒に針のように亡(のぎ)を持つものが多い。
●生命カが極めて強い。
●背丈が1.5メートル以上にもなるので倒伏しやすい。
●実りのころ、籾がひとりでにこぽれ落ちてしまう。
●現代米に比べて収穫量は半分以下と少ない。
「黒米」はもちろん「古代米」の一種です。ですから、同じ面積の田んぼに現代米と同じように植えても、収穫できるのはわずかに半分にも減ってしまうのです。
しかも、化学肥料を使わず、無農薬で栽培するとなると、さらに収穫量は半分になります。
つまり、現代米と比べると、無農薬黒米は四分の一以下の収穫しかできないのです。
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無農薬栽培なので雑草や害虫に手を焼かされることが非常に多くなってしまいます。生産者が丁寧に雑草や害虫を取っているのですが、正直追いつきません。そこで、ちょっと力を借りているのが、合鴨(あいがも)達です。数匹の合鴨を田んぼの中に放していると、合鴨たちが害虫や小さな雑草を食べてくれるのです。
今年は無農薬栽培区画に6匹の合鴨に手伝ってもらいました。集団でチョコチョコ動く合鴨たちは、ついかわいくなって、害虫に手を焼かされる心を和やかにしてくれます。
そんな合鴨たちの力も駆りながら、生産者「小野 悟志」氏の無農薬栽培は成り立っているのです。

今年の黒米をご覧ください。色艶もよく粒の大きさも揃っています。よく市販で見られる黒米は細長い形をしていますが、当店の無農薬で育った黒米は腹の部分が太く、丸くふっくらとした黒米に育っています。
もちもちと粘りのある黒米(もち米)はご飯の美味しさを抜群に引き上げてくれます。
これこそが、無農薬で手間隙をかけた結晶です。この黒米を産地直送でお届けします。

| 項目 |
黒米 |
白米 |
| カルシウム(mg/100g) |
15.0 |
6.0 |
| マグネシウム(mg/100g) |
126 |
33 |
| カリウム(mg/100g) |
255 |
110 |
| 鉄(mg/100g) |
1.66 |
0.5 |
| 亜鉛(mg/100g) |
1705 |
1500 |
| ビタミンB群(mg/100g) |
0.55 |
0.12 |
黒米には白米には不足しているカルシウムやカリウムなどのミネラル分と、ビタミンB群がたっぷり含まれています。

[おすすめ] 黒米ごはん
黒米には「アントシアニン」が含まれています。ですから白米と一緒に炊くと、水溶性のアントシアニンが溶け出して、ご飯全体が綺麗な赤紫色に染まるんです。
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白米にちょっと黒米を入れるだけで、モチモチ美味しいご飯に早代わりです。 |
[作り方] 黒米ごはん
[1] 白米を3合はかり、黒米を大さじ2杯入れる。
[2] よく洗う。
[3] 炊飯器のスイッチON!
[4] 完成
すごく簡単ですが…。普通の白米の上に少し黒米を足すだけでOKです。水を増やしたり、浸漬時間を長く取ったりは必要ありません。普段どおりの炊き方でOKです。 |